犬種別のなりやすい病気

日本で飼われているイヌは、普段よく見られる犬種でも40種類以上に上ります。
犬種別に特徴があり原産地、遺伝子的系統も違います。これがイヌの体質の違いとなり、犬種ごとにかかりやすい物もある種の傾向があるようです。
そんな犬種ごとの病気になりやすい違いを25犬種紹介します。
雑種(ミックス)
一般に雑種と言われるイヌは、実際には本来はもっとも本来のイヌに近い姿をしています。
一方、純血種と呼ばれている血統書犬種は目的にそり、さまざまな特徴を持つ犬種どうしを遺伝的に固定させたものです。雑種は純血種の持つ遺伝的な欠陥が少ないため良い環境で飼えば長寿と言われます。
犬種の種類(あいうえお順)
・秋田
・病気との関連
大型犬なので、骨や関節の成長に関した物が多い。
・かかりやすい病気
肘関節、股関節形成不全
・ウェルシュ・コーギー
・関連
首の椎間板ヘルニアによる四肢または後肢のしびれ、麻痺が多くみられる。1〜2歳になる頃から脳の異常によるてんかん発作を起こすことも多い。
・かかりやすい病気
股関節形成不全
頚椎症(首の椎間板ヘルニア)
てんかん
緑内障
・キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
・病気との関連
異常として口蓋裂やヘルニアなどがおこるが、無理な交配をしていないので病気は少ないほうである。
・かかりやすい病気
心臓病
白内障
・コッカースパニエル(アメリカンやイングリッシュなど)
・病気との関連
白内障など目の病気におかされやすいが、比較的、病気になりにくい犬種。
・かかりやすい病気
白内障
緑内障
皮膚病
皮膚ガン
・コリー
・関連
夏の暑さに弱く、コリーアイは目、またグレーコリー症候群は、毛の色が灰色系や銀色のコリーに発生する白血球の病気。
・かかりやすい病気
コリーアイ
グレーコリー症候群
てんかん
難聴
・ゴールデン・レトリーバー
・病気との関連
関節の形成不全は高度に発生する。白内障になる確率も高い。
・かかりやすい病気
関節形成不全
白内障
アトピー性皮膚炎
ガン
・シーズー
・関連
目が大きいイヌの宿命として目の病気にかかりやすい。小型犬ながら体は丈夫。
・かかりやすい病気
目の病気(眼瞼内反症、外膜炎、網膜剥離)
・柴犬
・病気との関連
交配による異常はほとんどない、時に膝蓋骨の脱臼が見られる。
・かかりやすい病気
膝蓋骨の脱臼
・シベリアン・ハスキー
・関連
種類により成長速度が大きく異なる。しかし生まれつきの病気は比較的少ない。
・かかりやすい病気
白内障
股関節の整形不全
・ジャーマン・シェパード・ドック
・病気との関連
遺伝疾患が非常に多い。股関節の形成不全が多く、これに関して脊髄の異常多い。遺伝子的理由により情緒不安定な個体いる。
・かかりやすい病気
股関節の形成不全
白内障
異常行動
・ダックスフンド
・関連
網膜の異常などにかかりやすい。また最も多いのはこの種の胴長短足の体型により椎間板ヘルニアになりやすい。
・かかりやすい病気
白内障
眼瞼外反症
椎間板ヘルニア
糖尿病
・ダルメシアン
・病気との関連
膀胱(ボウコウ)に結石が生じやすい。また皮膚病になりやすい。
・かかりやすい病気
尿酸結石
アトピー性皮膚炎
・チワワ
・病気との関連
最小小型種で注意すべき点は、頭蓋骨にすき間があるため、ぶつけたりたたいたりしてはいけない。またこの種は低血糖症になりやすい。
・かかりやすい病気
低血糖症
ドライ・アイ
水頭症
・ドーベルマン
・病気との関連
しばしば「ふらつき症候群」を発症する。複雑な交配により生まれたイヌにあるさまざまの病気を発症する。
・かかりやすい病気
ふらつき症候群
難聴
突然死
・パグ
・病気との関連
異常として口蓋列や口唇列が多い。毛の黒い種は膝蓋骨の脱臼も多い。
・かかりやすい病気
口蓋列、口唇列
膝蓋骨の脱臼
尿路結石
・ビーグル
・病気との関連
椎間板ヘルニアになりやすく、白内障などの目の病気にかかりやすい。てんかんなどの症状は1歳以降に見られるが、脳波を調べれば早い段階での発見が可能。
・かかりやすい病気
椎間板ヘルニア
白内障
てんかん
・プードル
・病気との関連
デリケートなイヌでアレルギーや目、耳の病気にかかりやすい。
・かかりやすい病気
過敏性皮膚炎
てんかん
白内障
軟骨形成不全
・ブルドック
・病気との関連
異常の多い犬種。口蓋列や、顔や体にしわが多いことから細菌感染をおこしやすい。
・かかりやすい病気
口蓋列
睾丸停滞
股関節の形成不全
ガン
・ボクサー
・病気との関連
ホルモン異常や、心臓疾患になりやすい。ガンになる確率も高い。
・かかりやすい病気
心臓病
椎間板ヘルニア
ガン
アトピー性皮膚炎
・ポメラニアン
・病気との関連
最小の小型犬に共通の頭蓋骨にすき間が空いており、衝撃を与えてはならない。低血糖、睾丸停滞、気管虚脱などの問題を持つ。
・かかりやすい病気
低血糖
睾丸停滞
気管虚脱
・マルチーズ
・病気との関連
小型犬に共通する物として、水頭症、低血糖症、膝蓋骨の脱臼が大変多い。涙が出やすく、ひどいときには外科治療を必要とする。
・かかりやすい病気
水頭症
低血糖症
膝蓋骨の脱臼
眼瞼内反症
・ヨークシャー・テリア
・病気との関連
この犬種も幼犬のときによく低血糖症を起こす。膝蓋骨の脱臼はこの犬種が常に悩まされる病気。
・かかりやすい病気
膝蓋骨の脱臼
ドライ・アイ
水頭症
・ラブラドール・レトリーバー
・病気との関連
関節の形成不全は高度に発生する。白内障になる確率も高い。筋ジストロフィーはこの犬種の遺伝病で、生後3ヶ月で歩行障害があらわれる事もある。
・かかりやすい病気
関節形成不全
白内障
アトピー性皮膚炎
皮膚ガン
筋ジストロフィー