犬の病気やけがの検査方法
犬の検査方法は大きく分けると8つの検査に分けることができます。
- 尿検査
- 便検査
- 血液検査
- X線検査
- X線CT
- MRI検査
- 心電図検査
- 超音波エコー検査
犬の症状によって検査の方法が違います。
検査方法の紹介
ここからは8つの検査方法について紹介していきたいと思います。
基本的な考えは人間と同じなので。
尿検査
尿検査は尿の中の成分から犬の体の異常を知るための検査方法です。
犬の体に異常が起こると体内の不要なものが排出されなかったり排出されなければならないものが排出されれなかったりといった異常が現れます。
尿に血が混ざっていたり、回数が異常に多い時などに尿検査を行います。
便検査
犬の便の検査は消化器管などの炎症や寄生虫がいるかどうかを調べるための検査です。
まずは肉眼での検査を行い、色、におい硬さなどの確認をします。
また顕微鏡を用いてより細かく検査をしたり、液で薄めて特殊な試薬で確認を行う事もあります。
血液検査
犬の病気を診断するうえで大事な検査が血液検査です。
血液検査では、赤血球や白血球などを調べる検査や腎臓や肝臓などを調べる検査があります。
X線検査
X線検査は骨折や脱臼だけを調べる検査だけではなく、心臓や肝臓などの大きさや形を調べつためにも行われます。
また、肺の状態の確認や、妊娠の診断、腫瘍の診断など幅広く行われる検査です。
X線CT
X線CTは犬の身体に一センチごとにX線を充てコンピューター断層撮影を行う検査方法です。
MRI
体内の水素の原子核を持つ弱い磁気を利用して犬の体の中の画像化を行います。
MRIは小動物などの診断や難しい脳の病気、脊髄の病気などに使用されることが多くなってきています。
ただ高度な機械なので一般の動物病院には置いていないことのほうが多く、大学病院などで使用されます。
心電図
心電図は心臓の筋肉が収縮するときに起こる小さな活動電流の変化を図形にして表す検査方法です。
心電図からは多くの情報を得られますが、心電図だけではなく、その他の検査とともに総合的に判断を行う検査方法です。
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