犬がよく水を飲む時の診断
犬がよく水を飲む時に考えられるおもな原因としては以下のことが考えられます。
- 腎不全
- 膀胱炎
- 子宮蓄膿症
- 糖尿病
- クッシング症候群
- 脱水
- 甲状腺機能
病気辞典から病気ごとに、症状・原因・診断・治療別に紹介します。
考えられる原因と対処方法
犬は健康な時でも運動をした跡や寝て起きた後、ご飯を食べた後には多くの水を飲むことがあり、これはいたって健康な証です。
またドッグフードを主食としている犬に関しても水分を多く含んだご飯を食べている犬に比べると多くの水を飲む傾向があります。
これに関してもいたって健康的な証拠ですので心配することはありません。
ただし食事に水分が足りていないという証拠にもなるので食事の見直しはしたほうがいいと思います。
これ以外で非常にたびたび水を飲むようなら病気の疑いが出てきます。
非常にたびたび水を飲むというポイントはいつもどれぐらい水を飲んでいるかによって異なるので何とも言えませんが、明らかに水を飲む量が変わってくるので良くわんこを見ていれば感じ取れると思います。
このような場合はホルモン分泌の異状による病気や泌尿器系の異状による病気、糖尿病などの可能性があるので動物病院で検査をしたほうがいいでしょう。
またメス犬が老犬になった時に子宮に膿がたまりなる子宮蓄膿症という病気の時も良く水を飲むようになりますが、小さなうちに不妊手術を受けているわんこはこの病気になることはありません。
また下痢や嘔吐を繰り返したときには体が脱水状態に陥ってしまうため良く水を飲むようになります。
この場合は水を飲むという事よりも嘔吐や下痢になった症状から原因を突き止めて治療をする必要があります。
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