犬のよだれがひどい時

犬のよだれがひどい時の診断

犬のよだれがひどい時に考えられるおもな原因としては以下のことが考えられます。

• 消化器の病気
• てんかん
• 口腔のガン
• 狂犬病
• ジステンパー
• レプトスピラ症
• 歯周病
• 口内炎
• 熱中症
• 中毒

病気辞典から病気ごとに、症状・原因・診断・治療別に紹介します。

犬の病気辞典！症状、原因、診断、予防、治療から詳しく紹介

考えられる原因と対処方法

皮膚に汗をかく汗腺があまりない犬は、暑い時には口からよだれをたらし水分の量や体温を調整しています。

特に口吻（マズル：前頭部）の短い犬や下唇が垂れている犬は普段からよくよだれを流します。

しかし、よだれが健康な時よりも多かったり、あぶく状のよだれが出る、血が混じっている時は重大な病気やケガをしていると考えられます。

よだれがひどく、口臭も強い、食欲があまりない、せきや発熱が伴うようであれば、口の中の病気や消化器の病気、てんかんなどの脳の病気、ウイルスや細菌などの感染症が考えられます。

いろいろな症状が同時に見られるほど、重い病気にかかっている可能性も高いと考えられます。

よだれがひどく、吐き気の症状も現しているようであれば、食道炎や食道梗塞（骨などがのどに詰まり食道が閉じてしまう病気）などの危険な症状の可能性も考えられます。

これは緊急事態ですのですぐに獣医師に見てもらう必要があります。

また、中毒や乗り物酔いになったときにも普段よりもよだれがたくさん出ます

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