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犬の犬伝染性肝炎を知る

他のウイルスと混合感染すると危険な病気



犬伝染性肝炎の症状

症状は一定しておりません。


犬伝染性肝炎は犬科の動物だけに感染するウイルス肝炎で、離乳直後から1歳未満の子犬では、感染率・死亡率ともに高い病気です。


犬伝染性肝炎は感染性が非常に強く、回復した犬でもウイルスは数カ月にわたり体に残り、尿として排出され、他の犬に感染します。


子犬が感染すると、元気だったのに急にお腹を壊し高熱を出したり時には血を吐き12~24時間で死亡してしまうものまであります。


しかし、感染しても何の症状もあらわれず過ごす犬や、食欲がやや低下して軽い熱が出るだけの犬もいます。(軽症型)


重症型では元気がなくなり、鼻水や涙を流すようになり、高熱が1週間前後続きます。


とくに急性の肝炎を起こすため犬の胸やお腹を触るのを嫌がったり、痛がったりします。


このような症状が1週間前後続いた後、急速に治癒に向かいます。


単独感染での死亡率は10%前後です。




犬伝染性肝炎の原因

犬アデノウイルスには1型と2型の2つの型があり、犬伝染性肝炎は犬アデノウイルス1型に感染して起こります。


2型に感染するとケンネルコフ(犬伝染性喉頭気管炎)というウイルス感染病になります。


犬伝染性肝炎は発病した犬や、回復したが体内のウイルスが消えていない犬の尿や唾液などから感染します。


口から入ったウイルスは血液によって全身の臓器に送られます。


特に肝臓の細胞に大きな障害がおこり、急性の肝炎になります。




犬伝染性肝炎の予防・診断・治療

診断

犬伝染性肝炎は、ジステンパーやレストスピラなどと似た症状を表しましますが、血液検査で白血球の減少を調べたり、肝臓の働きのパロメーターなどを比べる事にやり犬伝染性肝炎と診断できます。


さらに、ウイルスの分離、同定、抗体上昇などが証明されればさらに確実になります。




治療

このウイルスに有効な薬はありません。治療には肝臓の再生と、機能の回復を促す為の治療や食事、安静などに気を配る飼養管理が必要となります。


肝臓に十分な栄養を送る為にブドウ糖、リンゲル液、アミノ酸などの輸血を行います。





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