犬が下痢をする時の診断
犬が下痢をする時に考えられるおもな原因としては以下のことが考えられます。
- 胃と腸の病気
- 下痢
- すい臓病
- 肝臓病
- 感染症
- ジステンバー
- パルボウイルス感染症
- 内部寄生虫
- 中毒
- 腹部の腫瘍
病気辞典から病気ごとに、症状・原因・診断・治療別に紹介します。
考えられる原因と対処方法
人間と同様で犬も、特に病気でなくても下痢をすることがあります。
牛乳を飲むと下痢をする犬（成犬）がいますが、これはおとなの犬には牛乳内の乳糖成分を消化する酵素が不足しているからです。
その他にも食べ物が合わない、食べすぎなどの場合にも下痢をすることがあります。
これらの軽い下痢は、１日くらい絶食させるか、消化の良い食べ物と下痢止めの薬を与えるだけで簡単に治ります。
また、ウィルスや細菌に感染病気になると下痢をすることがあります。
時には下痢と同時に発熱することもあり、体温が、３９．５前後より高いようならその可能性が疑われます。
風邪のような感染症でも下痢は２日間以上続き、水のような便やタール便（チョコレート色、黒色のトロっとした便）がでる事があります。
このような便と嘔吐も似られる場合は、深刻な感染にかかっている可能性があります。
下痢が何日も続いたり、嘔吐を同時に起こした場合は放置していると犬の生命に関係してきますので至急、獣医師による速やかな診断が必要です。
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