犬の歩き方がおかしい時の診断
犬の歩き方がおかしい時に考えられるおもな原因としては以下のことが考えられます。
- 小脳の障害
- 骨のガン
- 骨折
- 脱臼
- 股関節整形不全
- けが
病気辞典から病気ごとに、症状・原因・診断・治療別に紹介します。
考えられる原因と対処方法
犬が片足を持ち上げたり引きずるなど、異常を見せる事があります。
よくあるのは、散歩や運動の最中にトゲなどが足の裏に刺さったり、金属やガラスの破片を踏んで足を切ったなどのケガです。
このようなケガの場合は一緒に出血などの症状も見られることもあるので良く観察していけば原因がはっきりとしてきます。
傷が大きい場合はすぐに動物病院へ。
外傷がないのに足を持ち上げて歩く時は、骨折や脱臼のほかに先天的(遺伝)などの股関節整形不全、靭帯の断裂、さらには骨のガンが疑われます。
特に多いのは大型犬などに多くみられる股関節整形不全という遺伝的な病気です。
正直完治ということになるのは非常に難しい病気です。一番の対象法としてはやはり体重コントロールです。
太らせすぎないでやせすぎない、絶妙な体重にしっかりとなるように食事の調整をかけて股関節に負担をかけないようにすることが重要です。
ただし病気の種類が何なのかを判断することは非常に難しいので、歩き方に異常が見られるのであれば一度動物病院に行き検査が必要です。
詳しくは「犬の保険を知る」をご覧ください