犬の治療費について知れば保険もわかる
犬の治療費がいったいどのくらいかかるのかを紹介していきたいと思います。
犬の治療費に関しては法的な決まりがなくすべて自由診療になっているので動物病院によっても変わってきます。
しかし一般的な治療費に関してはある程度の治療費が伝えられると思います。
まず犬の体調が悪くて動物病院に行った時にかかる治療費としては、初診料が平均で約１５００円、検査料金(血液検査)の平均価格が約２０００円となり、風邪などの症状の場合は平均の金額はトータルして５０００円前後が平均の金額になります。(薬代を含む)、
再診の場合は検査や薬などがない場合、１０００円以下に設定している動物病院が多いです。
ただし風邪などの軽い症状場合は上記のような価格になると予想されますが、高額な治療費がかかってしまうことも犬の治療費では多々あります。
特に継続的にかかる場合や１回の手術で高額になってしまう場合、その両方などです。
すべての例を出すことはできないのですが、例かを紹介していきます。
例１)犬の骨折の場合
犬の骨折は特に多い症状の１つで入院も必要になることが多く治療費も高額になります。
診察料…１５００円
血液検査…２０００円
Ｘ線検査…５０００円
手術料金…４００００円～６００００円(平均値)
入院費6日間…１５０００円(小型犬)
合計費用…８３５００円
またこの金額にプラスして経過観察などの診療費がかかるので平均するとトータルで１０万円前後の金額が治療費としてかかるのがわかります。
また通常の骨折であればこの金額で治るのですが、複雑な骨折や骨折の場所においては、トータルで２００００円以上になることもあります。
例２)急性腸炎
私が実際に支払いを行った実例です。
通院４日間×１日約３０００円
血液検査…約２０００円×４回
入院費２日間…５５００円(小型犬)
薬代…約１５００円
合計費用…２７０００円(端数などは切り捨てています)
例３)外耳炎の治療費
外耳炎は犬の治療費の中でも多く症状によっては定期的な通院が必要になってくる病気です。通院の日数においては金額もばかにならないです。
初診料…１５００円
処置…１５００円
内服薬２５００円
点耳薬１５００円
１回の通院費…７０００円
通院においては症状によって変わってくるのですが、週に２回、１か月の合計で８回通院することになる場合があります。(私の知り合いの実体験です)ここまで来ると治療費もトータルで３００００円近くになってしまったとのことです。
例を３つほど上げさせていただきましたが、人間の治療費に比べるとどの病気も高額に感じますよね。
これを見ると人間の健康保険のありがたさを感じることができます。
またここには記載しておりませんが、ガン等の治療費に関しては最低でも１０万円から２０万円は必要になりますし、高額になれば４０万～５０万円の治療費がかかることになります。
これは単純にぼった食っているということではなく人間の治療機器に比べると犬の治療機器のほうが高額、さらには動物病院は個人経営が多くそれだけ治療費をもらわなければやっていけないからなんです。
犬の治療費は安ければいいというわけではなく、あまりにも安い料金設定を行っている病院はそれなりに怪しむ必要があるのでは…と私は思っています。
治療費から感じる私の犬の保険に対しての考え方は、まず保障は７０％以上の保障を選ぶことです。
５０％保障の保険も多いのですが、もともとの治療費が高いので５０％保障では負担が大きくなってしまいます。
７０％保障のしっかりした保障でも保険料が抑えられていて手ごろな保険があるので私はこちらの保険をオススメしています。もちろん質は私も加入しているので安心して良いですよ。
